介護業界でバイトする前に「高齢者介護について知ろう」

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障がい者介護の内容

高齢者介護の内容

高齢者介護の内容

介護の仕事は排泄や食事、入浴の介助といった身体介護以外にもさまざまな仕事があるためハードさが話題になることもありますが、やりがいや魅力が多く「いい仕事だ」と思っている人もたくさんいます。仕事内容ややりがいについてより詳しく見ていきましょう。

介護職で求められること

介護職といえば、高齢者の食事や排泄の介助などの身の回りのお世話をイメージする人も多いかと思います。確かに身の回りのお世話、いわゆる身体介護も介護職のひとつですが、すべての高齢者が身体介護を受けているわけではありません。高齢者の介護は自立を助けるために社会全体で支える仕組みとなっており、社会保険方式の介護保険を使用して高齢者が受けたい介護サービスを自由に選択することができるのです。
たとえば、家族旅行を控えていたけど骨折してしまった場合、旅行を実現するために理学療法士に歩行指導を受けて訓練したり、足が不自由な間に体力が落ちてしまわないようにデイサービスで歌などのレクリエーションを行って肺活量を増やしたり、など介護保険を使用してさまざまな介護サービスを受けることができます。どの介護サービスを受けるかは高齢者の状態を考えながら決められますが、このとき高齢者の一番近くにいて介護サービスを行うのが介護スタッフです。

「役に立っていることが」実感できるのが介護職

実際に介護スタッフとして働いている人が一番多く感じているのが「人の役に立っていることが実感できる」ということです。高齢者が元気になっていく姿が見れるのはもちろん、優しい言葉をかけられたり「ありがとう」といってもらえたりなど介護職をしているからこそ味わうことができる瞬間や感動があり、そのたびに人の役に立っていることを実感することができます。

人の優しさにふれることができる

介護職は高齢者を相手にする仕事です。そのため、「年代が違い過ぎて話が合うのだろうか?」「話が合わなくてつまらないのでは?」と考えている人も少なからずいます。ですが、高齢者と一緒に過ごす時間は考えているよりも貴重なものです。なぜなら、高齢者は若い世代と違って今までの長い人生の中で経験してきたことも多く、心に余裕を持って他人にも大らかな気持ちで接してくれるため、かえってこちらがたくさんのことを学ぶことができるからです。たとえば、介護が行き届いておらず不快な思いをさせてしまっても責めるどころか「いいのよ」とにっこり笑って許してくれたり、排泄の介助のときに「大変な思いをさせてごめんね」と気遣ってくれたりなど、高齢者の方の優しさにふれることができます。

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