介護職の面接で気をつけたいことは?

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面接時に注意したいこと

面接時に注意したいこと

介護の仕事をはじめるなら、まずは面接を突破する必要があります。面接に挑む際にはどのような服装で何を準備しておくと良いのか、はじめてだと戸惑うことも多いでしょう。そこで、ここでは自信を持って介護職の面接に挑むためのポイントを紹介します。

面接時の持ち物と基本マナー

一般的に、面接当日は履歴書や職務経歴書といった書類を持参することが多いです。そうした書類は、汚さず余計な折り目のつかない状態で提出することが望ましいため、大きめのファイルや封筒に入れる必要があります。大きさとしては、ファイルはA4サイズ、封筒は角型2号サイズを選ぶと良いでしょう。その書類を入れるバッグのサイズも重要で、もし新たにバッグを購入する予定があれば、A4サイズよりも少し大きめのものを選ぶと、書類の角が折れ曲がる心配はありません。そして、面接時に床に置いても自立するタイプであれば、なお良いです。介護関連の資格を有している場合は、当日に資格証の提示による確認フローがないか事前に調べておきましょう。不明ならば、念のため資格証の原本やコピーを持参すると安心です。また、メモ帳や筆記用具、印鑑、朱肉なども、万が一のために準備しておくと良いでしょう。当日、スカートを履く予定ならば、ストッキングの替えを準備しておくことをおすすめします。
面接当日のマナーとして、当然ですが遅刻は絶対にしてはいけません。社会人としての最低限のマナーが守れないという、最悪の印象を与えてしまいます。面接場所へ15分ほど前に着くよう早めに自宅を出たり、事前に面接場所までの経路を調べておいたり、余裕を持って移動することを心掛けましょう。面接場所に着いたら、携帯電話の電源を切ることを忘れないようにしてください。そして身だしなみを整え、見られているという意識を持ち、程よい緊張感を維持しながら行動することが大切です。

どんな服装が望ましい?

介護職の面接の場合、必ずしもスーツ着用ではないことが多いです。「カジュアルな服装」と案内されることもあり、かえって服装選びに迷ってしまうことでしょう。カジュアルと言っても、何でも良いというわけではありません。アルバイトの場合は、「普段通りの服装」と案内されることもありますが、やはりジーパンとTシャツといったあまりにもラフ過ぎる格好はNGです。スーツ着用が必須ではなくても、面接の場であることには変わりないため、TPOに合わせた服装を選びましょう。たとえば、襟付きのシャツやブラウス、カットソーにパンツやスカートを合わせ、シックな色合いのジャケットを羽織ると適度なフォーマルさを感じさせます。そして、何より清潔感のある服装が好まれます。シャツやブラウスの襟周りが黄ばんでいたり、シワや汚れが目立っていたり、見るからに清潔とは無縁の服装は印象を悪くしてしまうため、絶対に避けましょう。もちろん、髪型や爪の長さも見られています。介護職の面接では、これから高齢者を介護するにあたって相応しい人物がどうか人間性を判断されるため、全体的に清潔感のある服装や身だしなみを心掛けましょう。

よくある質問と回答例

介護の面接でよく聞かれる質問はいくつかあります。たとえば、「介護業界を志望した理由」は必ず聞かれると言っても過言ではありません。いわゆるどの業界でも質問される、志望した理由です。介護業界ならではの回答として、人手不足である事実を理由に挙げるのは良いですが、さらにそこから「自分が現段階でどのようなキャリアを思い描いているのか」を詳しく説明しましょう。すると、担当者はあなたの将来のビジョンを明確に知ることができ、仕事に対してやる気がある人だと判断してくれます。また、アルバイトの場合は「どれだけシフトに入れるか」を聞かれることが多いです。特に、人手が足りないところは、稼働時間や勤務日数が多い方を優先的に採用する傾向にあります。そのため、事前にどれくらいの勤務が可能なのかを自分自身で把握しておき、あまりシフトに入れないようであれば代打案を準備しておくことも大切です。「夜勤対応の可否」を問われることもあり、多くのシフトに入れない場合で夜勤はできるのであれば、有利になる可能性があります。ただ、夜勤の割合が多くなってしまうことも考えられるため、「週1回なら入れる」など具体的に条件を提示するようにしましょう。

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